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  • 東日本大震災3年 復興支援 ハチドリのひとしずく展

     森が燃えていました

     
    森の生きものたちは
    われ先にと
    逃げて
    いきました
     
    でもクリキンディという名の
    ハチドリだけは
    いったりきたり
    くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
    火の上に落としていきます
     
    動物たちがそれを見て
    「そんなことをして
    いったい何になるんだ」
    といって笑います
     
    クリキンディは
    こう答えました
    「私は、私にできることをしているだけ」
     
     
     
     
    地震は何の前触れもなく起こりました。
    大きな揺れが津波を呼び、東日本に襲いかかりました。
    そして原発事故をも引き起こしたのです。
     
    自然の猛威に叩きのめされ、そこから立ち上がろうと奮闘する人々の姿は世界中の心を動かしました。
    あたたかい支援の輪が広がり、わたしたちはそこに「絆」を見出しました。
    東日本大震災を起点に、新たな共生の時代へ向かうのだと、誰もが確信しました。
     
    しかし、三年という月日は、その確信をも記憶の彼方に押し流そうとしています。
     
    まだ、立ち上がれない人がいます。
    まだ、助けを求めている人がいます。
    まだ、明日を見つけられない人がいます。
     
    忘れないだけで、出来る支援があります。
    思い出すことから、始まる支援があるはずです。
    私たちは、微力ではあるけれど、無力ではないはずです。
     
    南アメリカの先住民に伝わる「ハチドリのひとしずく」のお話をヒントに、わたしたちは《全員参加の復興支援》をめざします。
     
    ハチドリのひとしずく ※出典=『ハチドリのひとしずく』(辻信一監修/光文社)
    この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です。
     
     
     
    東日本大震災3年 復興支援 ハチドリのひとしずく展
     
    期間:平成26年3月5日(水)~5月25日(日)
    [平日]10時~16時 [土日祝]10時~17時
    [休館]月曜日 ※但し、月曜日が祝祭日及び25日のときは開館。翌日を代休日とします。
     
    場所:京都佛立ミュージアム
     
    入場料:無料
     
    主催:京都佛立ミュージアム

    後援:京都府・京都市・京都新聞・KBS京都・エフエム京都


    ●イラスト
    KOJI TOYAMA
     
    ●写真・映像提供
    東海新報社
    ふんばろう東日本支援プロジェクト
    (株)いまココ
    井手広法
    大沢佳子
    藤光佳考
    KANAKO NODA
     
     
    ●展示協力
    NPO法人桜ライン311
    陸前高田「ハナミズキのみち」の会
    チーム王冠
    一般社団法人みんなの手
    京都大学東北復興支援ボランティア
    京都大学ボランティアサークルみなと
    立命館災害復興支援室
    佛教大学社会連携センター学生ボランティア室
    本門佛立宗
     
    ●復興市協力
    NPO法人桜ライン311
    陸前高田「ハナミズキのみち」の会
    チーム王冠
    一般社団法人みんなの手
    福呼う本舗
    登米市観光物産協会
    石巻ZENKAI商店街(RIP)
    菅久菓子店
    NPO法人食べてつながろう西会津の会
     
    ●チャリティーイベント
    菅原文子
    山本啓
    ふらっと♭
    NPO法人桜ライン311
    林家染弥
    渡部義弘(福島県立相馬高校)
    松丸慶太(NHK)

     
     

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