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     京都佛立ミュージアムの常設展ケースに、勝海舟直筆の南無妙法蓮華経の御題目を掛けさせていただきました。すごいっ。鳥肌が立ちます。
     寒村だった神戸村を選んで海軍塾を作り、現在の神戸という巨大な街のルーツを作ったのも勝海舟です。江戸の無血開城も勝海舟。痩せ我慢が足りぬと福沢諭吉に批判されても、「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与らず我に関せずと存候」と述べた勝海舟。格好よすぎます。
     勝海舟直筆の軸の隣りにあるのは山岡鉄舟、その他に高橋泥舟の掛け軸も預かりました。江戸の無血開城に貢献した二人も、「南無妙法蓮華経」と大書されている。静岡の蓮永寺さまからお借りしました。日蓮宗の宗務院・宗務総長さまのご協力をいただきました。ありがとうございます。

    坂本龍馬の師・勝海舟の生き様は、一言でいえば格好いいです。その格好いい人たちの「南無妙法蓮華経」。『仏教徒 坂本龍馬』で問いかけ続けたことですが、ここに勝海舟の題目軸を掛けさせていただいて、あらためてその真価を明らかにしたいと思います。
     その隣りに掛けさせていただいたのは、明治天皇や高崎正風、三条実美らが絶賛した長松清風日扇聖人の「草がくれ」の画賛です。長松寺の五五の御指南の間に掛けられているもので、ほぼ同じ画賛のものでは最大、金箔の上に描かれているものです。
     ここに、開導聖人のご真筆の画賛と、勝海舟直筆の題目軸を、並んで展示されていることの不思議。凄さ。
     「坂本龍馬と仏教展」は来年1月6日からです。全ての展示、間に合うかなー。(館長:長松清潤ブログより転載)

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