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- 2013.01.24幕末の三舟の作品を複製に来られました
京都佛立ミュージアムブログをご覧の皆様
こんにちわ。
ミュージアムスタッフのあっこです。
今日は休館日ですが
富士ゼロックス京都さまがご来館くださり、
ミュージアムで現在公開中の
幕末の三舟の掛け軸を撮影に来られました。
幕末の三舟といえば
勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の三人。
この三人の活躍により、
江戸城の無血開城がなされたのです。
当時、人口100万人を超える都市になっていた江戸。
徳川慶喜がこの三人の話を聞かず抵抗していたら、
江戸城はおろか、江戸の市民も巻き込んで
大変な戦争になっていたことはあきらかです。
大変な功績を残した三人が描いた
大きな掛け軸には
「南無妙法蓮華経」と書かれています。
これは、勝海舟の母・信子が亡くなった際、
母の回向のために認めたもので
勝と親交のあった山岡、高橋も
一緒に認めた、と言われています。
この作品は静岡県にある日蓮宗蓮永寺さまから
今回の企画展のために特別にお借りしたものです。
普段は公開されておらず
大変貴重な機会となっているので
富士ゼロックスの方が複製のボランティアに
来られているのです!
ぜひ皆さんもご覧になってください。