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- 2013.08.22「宮沢賢治と法華経展~雨ニモマケズとデクノボー~」
京都佛立ミュージアムブログを
ご覧の皆さま、こんにちわ。ミュージアムスタッフのあっこです。2011年に発生した東日本大震災では地震での被害の他に、津波で多くの方々が亡くなられました。被害の大きかった地域の一つに岩手県花巻市があげられます。かの有名な「雨ニモマケズ」を書いた宮沢賢治も1896年に発生した明治三陸地震による津波被害の復興の中、誕生しました。彼は詩人であり、作家であり、学校の先生でもありました。次回企画展では彼を取り上げることとなりました。題して「宮沢賢治と法華経展~雨ニモマケズとデクノボー~」です。
開催期間は2013年10月11日~2014年2月28日となります。
宮沢賢治特有の独特な世界観は彼が信仰していた法華経からヒントを得ていたのです。私は小学生の頃、「注文の多い料理店」を読んで読書感想文を書いたことがあります。読み終わった時に「なんて怖い店だ!」という感想だったのですが今回改めて読んでみてると「やっぱり怖い店だ!」という感想でした(笑)でも言葉のチョイスや言い回し、賢治の世界観は他の小説と違ってどっぷりはまっていく感じが何とも言えない心地よさも感じます。不思議な人ですよね。今回もどんな展示になるのか私が一番楽しみにしているかもしれません~♪ぜひとも次回企画展をお楽しみに!