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- 2013.11.05東日本大震災復興支援チャリティシンポジウム
京都佛立ミュージアムブログを
ご覧の皆さま、こんにちわ。ミュージアムスタッフのあっこです。11月3日、無事に東日本大震災復興支援チャリティシンポジウムが開催されました。今回、京都佛立ミュージアムとしては初めての出張テラコヤスコラとして協力をさせていただきました。南海トラフ地震の影響が強く、地震や津波への知識や対策を求められている香川県高松での開催。当日は400名を超す参加者があったそうです。
復興支援となる物販も
ほぼ売り切れ状態まで好評でした。
内容に関してはぜひYoutubeでご覧いただきたいと思います。左側部分にある行事案内カテゴリー内の「テラコヤスコラ(映像集)」からご覧にいただけます。
館長の基調講演では四国の生んだ英雄坂本龍馬のお話から東日本大震災での被災地支援を行ってこられた経験などを講演されました。その後のパネルディスカッションでも各界から現地のリアルな声を聞かせて頂くことができ東日本大震災のその後のことを忘れていたのだということを自覚しました。今回のシンポジウムに参加させていただき、あの時の、日本の、世界の悲しみを思い出しました。あれから2年半、被災地に住まれている方々は強く、たくましく、今を生きておられます。泣いているばかりではなく、時には笑顔を見せて「生きよう」と力を合わせて毎日を過ごしておられます。その姿に、凄く励まされました。人間は強く、美しいと思いました。現在公開中の宮沢賢治展で公開されている「雨ニモマケズ」に出てくる「デクノボー」とは、まさに今被災地で頑張っておられる皆さんのことを言うのだと思います。雨ニモマケズ、風ニモ負ケズ。改めて貴重な経験をさせていただいたと思います。ありがとうございます。