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- 2014.02.15賢治のヴァイオリン音楽会
宮澤家に受け継がれる賢治所有のヴァイオリン。
世界に一つ、この日だけのコンサート。この度、京都佛立ミュージアムでは、宮澤和樹さまのご協力を得て、世界でたった一つのコンサートを開催させていただくことになりました。宮沢賢治の実弟・清六氏は、賢治の価値を誰よりも確信し、高村光太郎氏と共に作品を守り伝えた方です。その最晩年の清六氏を感動されたことの一つに、宮澤家に鳴り響くヴァイオリンの調べがありました。
「この家にヴァイオリンの音が響くのは、トシさん以来だなぁ」
清六氏は感慨深く呟かれたと言います。トシさん以来のヴァイオリニストは、清六氏からすると曾孫にあたる宮澤香帆さん。現在、同志社交響楽団に所属する大学一年生です。
「宮沢賢治と法華経展」の開催期間中に、是非とも演奏朗読会を開催させていただきたいとお願いをしたところ、ご快諾くださいました。
その日、ミュージアムは特別な空気に包まれるに違いありません。
賢治が所有していたオリジナルのヴァイオリン。この日のために花巻からお持ちいただきます。そのヴァイオリンを宮澤香帆さんに弾いていただきます。その調べにあわせて、賢治の作品のいくつかを、香帆さんのお母さま、宮澤和樹氏の奥さまであるやよいさまに朗読していただき、和樹さまからもお話をいただければと考えております。
まさに、賢治を愛する者にとっては、これほど素晴らしい機会はありません。世界に一つ、この日だけのコンサート。賢治のヴァイオリンによる演奏朗読会。一人でも多くの皆さまにお越しいただきたいと思います。開催日時 平成26年2月15日(土) 14時~会場 京都佛立ミュージアム京都市上京区御前通一条上ル東竪町110入場 無料
【内容】第一部:『宮沢賢治と法華経展』
ギャラリートーク トーク:福岡清耀
解説:宮澤和樹
第二部:語り『宮沢賢治と音楽について』
講演:宮澤和樹
第三部:演奏と朗読
ヴァイオリン:宮澤香帆
朗読:宮澤やよい
【出演】宮澤和樹
宮沢賢治の実弟、清六氏の孫。(株)林風舎を経営するほか賢治の精神や作品を後世に 伝えるため、講演会や作品展示会を行うなど全国で活躍中。
宮澤やよい
宮澤和樹氏の奥様
宮澤香帆
宮澤和樹氏の愛娘。同志社交響楽団所属のヴァイオリニスト
福岡清耀
『宮沢賢治と法華経展』企画担当者