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     テラコヤスコラvol.18

    「ブラジルの日本人移民史から見た茨木日水」
    ゲスト講師:中牧弘允氏
     
    2015年1月25日(日)
    13:00開場 14:00開演  15:30終了
     
    入場無料
    ※ご予約の必要はございません。
     
    場所 京都佛立ミュージアム
    京都市上京区御前通一条上ル東竪町110
    075-288-3344 
     
    www.hbsmuseum.jp
     
     
     
     
    日系ブラジル人107年の歴史は、ブラジル仏教の歴史でもあります。
    1908年、神戸港を出発した第一回ブラジル移民船「笠戸丸」。
    そこに乗船していた一人の仏教者・茨木友次郎(日水)によって、
    キリスト教国・ブラジルに仏教が伝えられました。
     
    茨木はコーヒー農園での過酷な労働に従事しながら布教の意思を固め、
    寺院を建立し、多くの弟子を育成して「開教初祖」と位置付けられました。
    笠戸丸がブラジルにもたらしたのは、日本人の労働力、勤勉さ、そして仏教。
    ブラジル本門佛立宗開教初祖・茨木日水の足跡を辿ることで、日本人移民の歴史をひもときます。
     
     
     
    【中牧弘允(なかまき ひろちか)教授】
    文化人類学者。
    1947年1月30日生まれ。長野県出身。
    東京大学大学院人文科学研究科にて柳川啓一に師事。
    修士課程及び博士課程修了。
    国立民族学博物館第1研究部助手、同助教授・教授、
    先端民族学研究部教授・部長を経て、
    2003年より民族文化研究部教授。
    ブラジルの地域研究及び、会社文化の人類学研究を中心に研究活動を行っている。
    2012年、国立民族学博物館を定年退職、同名誉教授。2012年、吹田市立博物館館長。




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