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  • NHK文化センター「実践 英語で京都案内」様にご来館いただきました!

     新年明けましておめでとうございます。


    ミュージアムスタッフの現薫です。
    新年もはや14日を迎えました。これまでブログアップもできていませんでした。

    昨年6月から開催している「ブラジルと仏教展」も2月1日で終了いたします。これまで沢山のご来館をいただいていますが、最終日の2月1日には、これまでご来館のみなさんも含めて沢山の方にご来館いただきたいと思います。

    最終日一週間前にあたる1月25日には、午後2時から吹田博物館館長・国立民族学博物館名誉教授の中牧弘允先生の講演会が開催されます。中牧先生は、民族学を専門に、ブラジルの地域研究、文化人類学、宗教学の研究活動を行っておられます。

    本門佛立宗ともご縁が深く24年前に開導聖人百遠諱の際には「佛立開導長松日扇とその教団 上」に「ブラジルの本門佛立宗−茨木日水の記録を中心に−」という論文を寄稿くださっています。ブラジルに興味があるという方はもちろん、移民や宗教文化史に興味があるという方にも満足していただけるはずです。文化レベル高めですが、当日はブラジルの家庭料理フェジョンやアサイーも販売する予定です!!ブラジル気分を楽しみたいという方もぜひぜひご来館ください!

    そしてなんと今日は、NHK文化センターからご来館いただいています。
     
    「実践・英語で京都案内」講師はフローレンス ハラダ先生。受講生の方々11名のみんさんに、思いっきり日本語で展示説明をさせていただきました。ミュージアムを教室にみなさん、英語でミュージアムや展示の内容について英語でお話されています。僕がこの講座を受講したい!館内に時折聞こえる、「キョウトブツリュウミュージアム」「ナガマツニッセン」「ホンモンブツリュウシュウ」という声がありがたすぎます。またまた、来週もご来館いただけるということで楽しみにお待ちしています。
     

     

     
    【テラコヤスコラvol.18 「ブラジルの日本人移民史から見た茨木日水」】
    ゲスト講師:中牧弘允氏
    2015年1月25日(日)
    13:00開場 14:00開演  15:30終了
     入場無料
    ※ご予約の必要はございません。
    場所 京都佛立ミュージアム
    京都市上京区御前通一条上ル東竪町110
    075-288-3344 
    www.hbsmuseum.jp
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    日系ブラジル人107年の歴史は、ブラジル仏教の歴史でもあります。
    1908年、神戸港を出発した第一回ブラジル移民船「笠戸丸」。
    そこに乗船していた一人の仏教者・茨木友次郎(日水)によって、
    キリスト教国・ブラジルに仏教が伝えられました。
     
    茨木はコーヒー農園での過酷な労働に従事しながら布教の意思を固め、
    寺院を建立し、多くの弟子を育成して「開教初祖」と位置付けられました。
    笠戸丸がブラジルにもたらしたのは、日本人の労働力、勤勉さ、そして仏教。
    ブラジル本門佛立宗開教初祖・茨木日水の足跡を辿ることで、日本人移民の歴史をひもときます。
     
     
     
    【中牧弘允(なかまき ひろちか)教授】
    文化人類学者。
    1947年1月30日生まれ。長野県出身。
    東京大学大学院人文科学研究科にて柳川啓一に師事。
    修士課程及び博士課程修了。
    国立民族学博物館第1研究部助手、同助教授・教授、
    先端民族学研究部教授・部長を経て、
    2003年より民族文化研究部教授。
    ブラジルの地域研究及び、会社文化の人類学研究を中心に研究活動を行っている。
    2012年、国立民族学博物館を定年退職、同名誉教授。2012年、吹田市立博物館館長。

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