HADC（ヒロシマ・アート・ディレクター・クラブ）で準グランプリを受賞された「BLACK BENTO」のポスターと、バッジが展示に追加されました。

JAGDAの正式会員である対馬さまからお声かけいただいて展示させていただくことができました。

なんといってもこの「BLACK　BENTO」はヒロシマ・アピール・ポスター展図録の表紙につかされているお弁当箱のポスターです。

このお弁当箱は、広島平和資料館の展示物となっているものです。

このお弁当箱は、朝、お母さんに作ってもらったお弁当をすごく喜んで出かけた少年が愛情いっぱいのお弁当箱を大事に守るようにお腹に抱えて被爆しました。

作者の対馬さまは、「お弁当箱の中身が黒い炭になって残っているという事自体が珍しいもので、（本来なら全部が焼けこげてしまい、形すらなくなってしまうものなのに）このお弁当箱を絶対使いたいと思いました。制作後に知ったのですが、この少年の見つかった場所が国際会議場という所で、ちょうどJAGDA総会広島大会が行われた場所だったので、それも一つ、何かを感じさせる事でした。bentoが国際的にも使われている言葉なので、bentoという言葉を使う事で海外でも何か訴える力があるのではないかと思っております。」と語っておられます。

このお弁当箱をテーマにしたバッチも同時展示しています。ぜひご覧ください。

お声かけいただいた対馬さま、本当にありがとうございました！