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- 2015.06.14終戦70年特別展示 序 『ヒロシマ・アピールズ・ポスター展』本日最終日!
2月から開催してきました『ヒロシマ・アピールズ・ポスター展』も本日最終日となります。
午前10時から午後5時までの開館となりますので、ぜひ、お運びいただきたいと思います。こんなに意義深い展示を当館で開催できたのは、ヒロシマ平和創造基金さま、広島国際文化財団さま、そして日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)さまの多大なご支援ご協力に尽きます。京都で、ヒロシマ・アピールズ・ポスター17点すべてが展示されるのははじめてではないでしょうか。京都での展示は今日で終了しますが、今度は秋田でも開催されるとうかがっています。さらに、7月には海外初となるブラジルでの開催も予定されています。160万人もの日系人がくらすブラジル。第二次世界大戦中の苦難はもちろん、遠隔地であるが故の終戦後の混乱、悲劇は日本人の私たちが忘れてはならない事実のひとつです。親戚・兄弟のようなブラジル・サンパウロの各地でこのヒロシマアピールズポスターの展示が開催されます。サンパウロ州タピライ市にある佛立聖地には、ヒロシマの平和の鐘が建立されていますが、この聖地でも展示されるということです。しかも、昨日コレイア御導師からうかがったお話では、タピライ市ではこの平和の鐘が建立されたことの意義を深く捉え、日本時間の8月6日に追悼式を行うことを市の公式年間行事に組み込まれたそうです。日本の8月6日8時15分は、ブラジルの8月5日20時15分。地球の両側で平和への祈りが響きわたります。ひとりひとりの思い、願い、祈りは小さなものかもしませんが、ひとりひとりの力を信じて精一杯取り組んでいきたいと思います。次回展示は、7月7日から終戦70年特別展示 『トランクの中の日本~戦争、平和、そして仏教~』です。ぜひ、ご来館ください。