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- 2016.04.10~2016/09/30スリランカと仏教展~世界遺産に隠された物語~
スリランカと仏教展~世界遺産に隠された物語~
2016年4月10日(日)—9月30日(金)京都佛立ミュージアム 入場無料 平日 10時—16時 土日祝 10時—17時休館 月曜日 (※但し、月曜日が祝祭日及び25日のときは開館、翌日代休。)主催 京都佛立ミュージアム協賛 本門佛立宗協力 スリランカ政府歴史局、コロンボ国立博物館、アベヤギリ・ミュージアム、J.R.ジャヤワルダナセンターThe Light of Asia Foundation、スリランカHBSインド洋に浮かぶ島国スリランカ。赤道と北回帰線に挟まれた熱帯に位置し、緑豊かな環境に包まれている美しい島です。総面積は65607㎢。北海道を一回り小さくしたほど。北に向かって先細りしているその形は、ちょうどインド亜大陸が一粒の涙をこぼしたようだといわれます。しかし、その位置がインド洋交易の重要拠点であったことから、スリランカは早くから西洋諸国の侵略にさらされました。16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダ、そして18世紀からはイギリスの植民地支配を受け続けました。1972年にセイロンからスリランカと国名を改称して完全独立を果たすまで、400年以上にもわたる植民地支配でした。さらには2009年にいたるまでの26年にわたって、シンハラ人とタミル人による内戦が続きました。しかし、その間もスリランカの人々が手放さなかったものがあります。それが仏教です。古代から仏教王国として栄えてきたこの国では、仏教は国教扱いであり、公立の学校では仏教の科目を学びます。道を歩けば大きな交差点には仏像が祀られており、信仰深い人々はその前で手を合わせます。また、現在も残る数々の仏教遺跡は、ユネスコの手によって修復整備が続けられており、2000年以上前の初期の仏教の姿を私たちに伝えてくれます。当展示では、スリランカの歴史や文化をご紹介するとともに、世界遺産である仏教遺跡群に隠された物語、私たちが知らなかった仏教の姿を探ります。日本初公開のスリランカ映画を無料上映‼映画『シッダールタ』(京都佛立ミュージアム上映版/30min)期間 「スリランカと仏教展」展示期間料金 無料時間 10:30~(11:00)11:30~(12:00)13:30~(14:00)14:30~(15:00)(製作・著作:LIGHT OF ASIA FOUNDATION 配給:本門佛立宗)およそ3000年前、インドとネパールの国境にあった小さな国、シャカ族の王子として生まれたゴータマ・シッダールタ。後にブッダ(目覚めた者)となる彼の青年期を描いたスリランカ映画です。城壁の中で何不自由なく暮らす王子が、プリンセスとの愛、ライバルとの対決を経て、「人はなぜ苦しむのか」、「真実とは何か」ということを求めて旅に出ます。一人の人間としてのブッダの青春と苦悩を、美しい民族音楽とともに追体験することができます。