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- 2017.03.06忘れないという復興支援
京都佛立ミュージアムブログをご覧の皆さま
こんにちわ。スタッフのあっこです。だんだんと暖かくなり始め北野界隈は梅の開花をご覧になる観光客の方でいっぱいです。そんな中、昨日は東日本大震災七回忌追悼公演「津波ヴァイオリンコンサート」が行なわれました。津波ヴァイオリンを製作された中澤宗幸さまにお話いただきその後、奥さまの中澤きみ子さま、丹内真弓さまに演奏していただきました。宗幸さまの製作秘話ではヴァイオリンの構造についても教えていただくことができました。演奏を重ねていくごとにヴァイオリンは音色豊かになっていくそうです。有名なストラディバリウスなどのように津波ヴァイオリンも200年、300年と奇跡の音色が受け継がれていくことが鎮魂にもつながっていくのではないかとお話しされていました。その後、津波ヴァイオリンにてきみ子さまに10曲演奏していただきました。悲しく泣くような音色やお腹に響く力強い音色、素晴らしい音色の演奏に来館者の中には涙を流される方もいらっしゃいました。コンサート終了お後は中澤ご夫妻のサイン会と懇親会が行なわれました。2ショット写真などのリクエストにもお応えいただき盛況な中、無事終了しました。