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TOPNEWS3.11 京都佛立ミュージアムの原点
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  • 3.11 京都佛立ミュージアムの原点

    2018年3月11日を迎えます。東日本大震災から丸7年が経ちました。
     
    運営母体の本門佛立宗は、2010年頃から事務庁舎の耐震構造に問題があるとして建替構想の検討をしていました。議論を重ねる中、2011年に起こった東日本大震災でした。東北、被災地の深刻な被害が伝えられ、本門佛立宗の議会では建て替えの構想が紛糾しました。
     
    ですが、最終的に「こうした状況の中だからこそ、京都で甚大な自然災害等が起こった時には地域の方に避難していただけるよう十分な強度を備えた建物であること、そして、平時は地域の方はもちろんのこと、あらゆる人に仏教の教えをもとに「よりよく生きていく智慧」を発信でき、あらゆる人が交流し、憩いの場としていただけるような施設であること」という構想にまとまり、現在の京都佛立ミュージアムが誕生しました。
     
    ですから、私たちにとって東日本大震災は原点ともいえます。
    私たちは、震災から3年後の2014年と5年後にあたる2016年に「ハチドリのひとしずく」をテーマに復興支援の展示を行いました。
     
    そのエンディングの中で、
    「巨大な自然災害と原発事故が起きた辛く悲しい日ではなく、世界をよりよくかえるための第一歩を踏み出した日として未来に伝えるべきだと思います」と語っています。
     
    7年を経過し、まだまだこうしたことを胸を張って言えるには至っていないように思います。
     
    ですが、これからも「ハチドリのひとしずく」のように「微力であっても無力ではない」と信じ、原点の精神を忘れずに活動を続けてまいります。
     
    東北の復興を、亡くなったすべてのみなさまのため、祈りを込めて。
     
    ありがとうございます。
     2018年3月10日
                     京都佛立ミュージアム
     
    東日本大震災3年 復興支援
    ハチドリのひとしずく展 オープニング映像
     
    ハチドリのひとしずく展 エンディング映像
     
    ハチドリのひとしずく展 KBS京都NEWS
     
    テラコヤスコラvol.12 復興チャリティー講演会
    「あなたへ 〜3年の歩みとこれから〜」
     
    テラコヤスコラvol.14 復興応援チャリティー講演会 
    NHKチーフ・プロデューサー 松丸慶太氏
     
    東日本大震災5年 復興支援
    ハチドリのひとしずく展2 原発×仏教 告知ページ
     
    テラコヤスコラvol.21特別講演 
    東日本大震災から5年 原発を考える。
    映画『日本と原発4年後』上映会

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